医科用CTと歯科用CTの被ばく線量の違い2

医科用CTと歯科用CTの被ばく線量の違い2

与野駅前ヒロデンタルクリニック 森田です。

今回は前回の続きである、歯科用CTの被ばく線量や特徴についてお話しします!

通常、人は生活を送っているだけで自然放射線を浴びています。

=世界平均(年間)2400μSv

航空機利用(往復)に置き換えると

東京⇔ニューヨークでは 200μSv

医科用CTでの頭部のCT撮影では

1回約1500〜2000μSv

 

では、歯科用CTではどうなのでしょうか。

歯科用CTでは、

セファロ撮影(1回) 1〜3μSv

パノラマ撮影(1回) 約14μSv

CT撮影          (1回) 79〜111μSv

特に低被ばくモードを搭載した機種での撮影の場合CT撮影が(1回)3〜20μSvと被ばく線量を低く3D解析が可能なCT撮影を行うことが可能です。

昨年、医科用CTでの被ばく線量記載が義務化した背景には、日本の医療被ばく線量が多いことにより発ガン性リスクが高まっていることが度々指摘されており、医療放射線の適正管理を目指した取り組みとなります。

そのため、歯科用CTに関しても、被ばく低減技術が搭載されたCT装置を導入し、被ばく低減を推進する意義は大きいといえるのでしょう。

適切な診査診断にはレントゲン検査が必要な場合が多々あります。特に歯周病の検査には必要であると思われます。

しっかりとした診査診断をうけ、納得した上で治療をお受けください。

 

参考文献:Dentsply Shirona CT NEWS vol,2

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